WBCSDとコーポレートPPAに係る意見交換を実施

2020.5.25

 

 「持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)」のコーポレートPPAご担当者との意見交換を実施しました。

 

 JCLPは、5月7日(木)に、「JCLPコーポレートPPA組成プロジェクト」を発足しました。本プロジェクトをより発展させるため、海外で先進的に「コーポレートPPA(注1」の推進を進めているWBCSD(注2)との会合を行いました。

 WBCSDからは、コーポレートPPAの国際動向や電力需要家へのメリットについてご説明頂きました。JCLPからは、今後予定している組成プロジェクトの取組み内容を紹介し、意見交換を通して、日本での課題や他国の事例について議論を深めました。

 

 JCLPでは、今後もコーポレートPPAへの理解を深めるとともに、モデルプロジェクトの検討や実施を通じ、日本において、よりリーズナブルな形で再生可能エネルギーの調達を実現できるよう、様々な実践活動や、政策提言などを進めていきます。

 

 

注1 コーポレートPPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約)とは、企業が発電事業者と直接契約して再エネ電力を調達する手法で、FIT制度後の民間主導による新たな再エネ普及方法として欧米などで拡大している。
注2 WBCSD(World Business Council for Sustainable Development:持続可能な開発のための世界経済人会議)とは、持続可能な開発を目指す200社を超えるグローバル企業のCEOが主導する企業連合。本部はスイス・ジュネーブ。