気候変動に本気で向き合う 245 社の企業団体、 ご当地キャラクターと共に「#だから1・5度」キャンペーンを開始
日本気候リーダーズパートナーシップ
気候変動に本気で向き合う 245 社の企業団体、
ご当地キャラクターと共に「#だから1・5度」キャンペーンを開始
本日、日本気候リーダーズ・パートナーシップ(加盟245社。以下 JCLP)は、一般社団法人日本ご当地キャラクター協会の協力を得て「#だから1・5度」キャンペーンを開始します。
本キャンペーンは、社会生活の様々な場面で私たちが実感する気候変動の影響を共有しつつ、これ以上の悪化を避けるため、国際合意である「1・5度目標」に即した温室効果ガスの削減目標の設定に向けた機運を高めることを目指します。
キャンペーンサイト:https://japan-clp.jp/lp/save15
「だから1・5度」キャンペーンとは
今年も日本各地を猛烈な暑さが襲いました。気象庁らの研究チームは、この夏の猛暑について「温暖化がなければほぼ起こり得なかった」としています。また、英国の研究チームは、各地に甚大な被害をもたらした台風10号について「こうした台風が日本を襲う確率は、気候変動により2割以上高まっている」と発表しています。
気候変動は、熱中症の増加や農作物への悪影響、生活インフラへの被害など、私たちの健康や生活を脅かしています。科学者らによれば、このまま事態が悪化し、産業革命前と比較した世界の平均気温の上昇が「1・5度」を長期的に超えると、健康被害による死者の増加や、世界的な食糧危機のリスクが高まることなどが指摘されています。
JCLP は、「だから 1・5度」に即した温室効果ガスの排出削減目標を求めます 。
今後、新聞広告やSNSを通じて、ご当地キャラクターや、医療従事者、気象予報士、気候科学 者、アスリートなど、更なる温暖化の影響を危惧する人々と共に「#だから1・5度」のメッセー ジを発信し、一人ひとりが「1・5度目標を求める声をあげる」ことを後押しすることで、国際合意 である「1・5度目標」に即した削減目標の設定がなされるよう、政府を応援します。
「だから1・5度」 のイメージ
“ 海の温暖化が進んで魚がとれなくなったら困る。#だから1・5度 ”
“ このままだと日本の四季がなくなってしまう。#だから1・5度 ”
“ これ以上暑い世界でサッカーや野球が続けられるのか、本当に心配。#だから1・5度
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キャンペーン概要
主催 日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)
協力 一般社団法人日本ご当地キャラクター協会
期間 2024 年 9 月 19 日 ~ 11 月末頃を予定
キャンペーンサイト https://japan-clp.jp/lp/save15
ハッシュタグ #だから1・5度
JCLP企業の声 – 気候変動は、わが社にとっても「自分ごと」です –
戸田建設株式会社
昨今の酷暑は、建設現場で働く社員や協力会社の作業員には大変きびしい労働環境となっており、 今や命に関わるような状況になっています。災害復興、国土強靱化、経済発展のためのインフラ整 備にも支障が発生しつつあります。 「建築業従事者の健康と命を守る。#だから1・5度」
大和ハウス工業株式会社
昨今の頻発化、激甚化する気象災害に、私たちの提供価値の根幹ともいえる「住まいや暮らしの安 全・安心」が脅かされています。また、今年も過去最高気温を記録した夏の酷暑において、住宅や 建物を建設するための現場作業は、命の危険さえ感じるほどです。私たちは、その危機感を起点 に、「2030年までに、やれることはすべてやる」との強い覚悟をもって、カーボンニュートラルへ の取り組みを進めてまいります。 「世界中の “生きる” を守る。#だから1・5度」
株式会社リコー
全国約100万事業所のお客様の働き方改革を支援し、オフィス機器やITシステムの安定稼働を維持するために、7,400名の営業担当者と4,400名の保守担当者が全国各地のお客様を訪問できる体制を整えています。近年の酷暑や豪雨、気象災害は、全国で働くリコーグループ社員、そして全国のオフィス、建設や医療、教育など、現場で働くお客様の健康・安全、働き方に大きな影響を与えています。私たちは、自社の脱炭素はもちろん、お客様の脱炭素、“はたらく”の変革を支援することで、企業の気候変動対策を後押ししていきます。「お客様の脱炭素、そして“はたらく”を支える。#だから1・5度」
株式会社セブン&アイ・ホールディングス
当社グループは、国内約22,800店舗で1日2,230万人以上の方にご来店いただいています。お客様の生活の場や生態系があってこそ私たちの事業が成り立っており、地域社会が持続可能なものとなるためにも、気候変動を「自分ごと」化することは、当社にとっても極めて重要な課題だと考えています。
まずは当社グループ従業員が気候変動の実態を知り、自分や家族にも直接関わることだ という認識をもつよう社内啓発も進めています。その上で、「行動変容」やその先の「社会変革」につながる取り組みをお客様や皆様と共に推進していきたいと考えております。 「豊かな地域社会、生態系を未来へ継承していきたい。#だから1・5度」
賛同の声
江守正多 東京大学未来ビジョン研究センター 教授
気候変動は私たち全員が直面している緊急課題ですが、個人のライフスタイルの変化だけでは、自 分の生活から出る温室効果ガスをある程度減らすことはできても、温暖化は止まりません。温暖化 を止めるには、社会全体のシステム(ルール、産業、インフラなど)が、温室効果ガスを出さない 形にすっかり入れ替わることが必要だからです。
日本も含めて世界各国はその方向で取り組んでいますが、現状では変化のスピードがぜんぜん足り ません。だからそのスピードを加速するために「声をあげる」ことが重要になりますが、日本では まだどう具体的に声をあげたらよいか、難しいと感じる人が多い印象です。
このキャンペーンでは、みなさんの地域の身近な存在である「ご当地キャラクター」たちが気候変 動を止めるために立ち上がり、「声をあげる」行動を盛り上げてくれます(きっと彼らもこの夏は 暑くて悲鳴をあげていたのだと思います)。
多くの人が「声をあげるって、そういうことなのか」という気づきを得て、増え続ける猛暑や大雨 に対する不安を共有し、これからの社会をどう変えていきたいかという対話が広がっていくことを 期待します。
僕自身も「#だから1・5度」の声を一緒にあげていきたいと思います。
藤原武男 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 公衆衛生学分野 教授
気候変動によって平均気温が上昇することの直接的な影響で熱中症や喘息、早産などが引き起こさ れることがわかってきています。
さらに、気温の上昇により農作物が取れなくなったり、動物や虫の生態系が変わってきたりするこ とで栄養の問題、農薬の問題、感染症の問題が引き起こされて健康に影響を与えることもわかって います。気候変動は特に、環境に脆弱な子どもの健康に強く影響を与えます。
子どもたちの健康を守るためには、一人一人の行動も去ることながら、政策や規制などによって二 酸化炭素削減を進めていくことが重要です。一人一人の意識の結実として最も重要なことは、声な き子どもを代弁して、二酸化炭素削減の政策を政府にきちんと要求していくことではないかと思い ます。
子どもの健康を、未来を守っていきたい、「#だから1・5度」。研究者も声をあげていきたいと 思います。
プレスリリースはこちらをご覧ください。
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キャンペーンに関するお問い合わせ
だから1・5度キャンペーン事務局
Email: info-jclp@iges.or.jp
JCLP に関するお問い合わせ
JCLP 事務局|Email: info-jclp@iges.or.jp|Tel: 046-855-3814
