【JCLP会員ウェビナー】第1回エネ基及びNDC・温対計画に関する勉強会を開催しました。
JCLPが継続的に注視し政策提言をしてきたエネ基及びNDC・温対計画が、10月の閣議決定の後、いよいよ実行フェーズに入ります。
これらの計画を確実に実行し、次の計画の見直しに向けて取組をさらに強化させていくことが、日本が1.5℃目標達成に貢献する上で重要となります。
他方、岸田新政権は、両計画の実行について菅政権からの踏襲を明言しつつも、エネ基に産業政策の視点を加えた「クリーンエネルギー戦略」の策定を予定しており、今後の動向が注目されます。
以上を踏まえ、改めてエネ基及びNDC・温対計画の内容と政策決定プロセスを深堀、考察する連続勉強会を開催しました。
【勉強会の見どころ】
エネ基(エネMIXを含む)及びNDCに関して、以下の視点から深堀、考察。
・ 再エネ38%以上(できれば50%)を目指すとすればどういった施策が必要
・ 需要家企業に求められる対応
・ 熱の脱炭素化、水素利用等今後重要性を増す分野の方向性
・ 1.5℃目標との整合に向けて、取組強化が必要な分野はどこか、これらの分野の取組強化策
・ 政策意思決定プロセスの要点・特徴(排出削減目標や再エネ目標の引き上げに何が有効であったのか、従来と異なる点、今後への示唆)など
【開催概要】第1回
エネ基及びNDC・温対計画に関する勉強会
「計画の内容に関する深堀・考察」
日時:12月9日(木) 16:00~17:15
形式:オンライン(Zoom)
講師:増井 利彦
国立環境研究所、社会システム領域(脱炭素対策評価研究室)/ 室長(研究))
対象:JCLP正会員、賛助会員
排出経路のモデル分析の第一人者であり、発電コスト検証WG、中長期の気候変動対策検討小委員会、カーボンプライシングの活用に関する小委員会等、環境省・経産省両省の審議会に複数参加。