オフサイトCPPAウェビナー 『最新実施状況と、今後の展望・課題』を開催しました。

2021.11.12


オフサイトコーポレートPPAは、北米で再エネの調達手段として取組みが拡大し、その後、欧州やアジアにも広がっています。 日本でも取組む企業が出始めていますが、数十年に渡る契約を再エネ発電所と直接結ぶ等、馴染みのない仕組みでもあります。

 

この度、日本でいち早くコーポレートPPAを実践し始めたアマゾン社、花王社、みんな電力社(現:UPDATER社)より、オフサイトCPPAの基本的な仕組みや意義、最新の実施状況、そして今後の展望・課題を共有する、ウェビナーを開催しました。 日本や海外で先進的に取組む需要家企業の経験を聞くことができる絶好の機会となりました。

 

【開催概要】
日 時:11月12日(金)11:00-12:00

場 所:オンライン開催(Zoomでライブ配信)
内 容:オフサイトCPPAの意義と概要、最新の実施状況、今後の課題・展望
主 催:日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)
協 力:公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
対象者:省庁関係者、メディア関係者、JCLP会員

 

【プログラム】敬称略
1.11:00-11:20
 CPPAの意義と概要の説明
 柴岡 隆行  JCLP事務局 副ディレクター

 

2.11:20-11:50
 パネルディスカッション「オフサイトCPPAの実施状況と、今後の課題と展望」
 ファシリテーター:
 真野 秀太  みんな電力(株式会社UPDATER) 事業本部副本部長

 パネリスト:
 吉田 朗   アマゾンウェブサービスジャパン 公共政策部マネージャー
 大河内 秀記 花王株式会社 購買部門 間接材戦略ソーシング部 ユーティリティ 部長

 

3.11:50-12:00
 質疑応答

敬称略

パネルディスカッション「最新の実践状況、今後の課題・展望」

真野 秀太
みんな電力(株式会社UPDATER) 事業本部副本部長

株式会社三菱総合研究所、自然エネルギー財団を経て、SBエナジー株式会社にて再生可能エネルギー発電事業に携わる。日本の再生可能エネルギー普及には需要側でのニーズ拡大とイノベーションが鍵となると考え、2017年よりみんな電力株式会社に参画。全国の価値ある再生可能エネルギーを電源や生産者の「顔の見える電力」として供給。電力供給に加えて、RE100企業などのサステナビリティ経営を目指す企業に対して再エネ導入コンサルティングなども実施している。

吉田 朗
アマゾンウェブサービスジャパン 公共政策部マネージャー

内閣府にて、経済財政諮問会議、内閣府副大臣室(経済政策、行政改革担当)、消費者庁などで従事。2017年から、OECD(経済協力開発機構)で政策アナリスト(e-commerce, プライバシー、データ保護担当)として勤務。Amazon Web Servicesでは、セキュリティ、データ保護、競争法などクラウドに関する政策渉外全般を担当。最近では、エネルギー・サスティナビリティ分野での政策提言活動にも注力している。

大河内 秀記
花王株式会社  購買部門 間接材戦略ソーシング部 ユーティリティ 部長

入社以来、計測・制御エンジニアとして主に化学プラントの設備設計、社内技術の標準化などに従事。
2014年から現職。電力・都市ガスなどエネルギー調達、省エネ/再エネ発電設備の導入を担当。
エネルギー供給会社をはじめ、ご関係皆さまのご協力を得ながら脱炭素活動をとおした社会貢献を目指しています。