【JCLP会員ウェビナー】JCLP加盟企業向け勉強会を開催しました。

2021.7.15

 

脱炭素経営に向けて挑戦されているJCLP会員企業の皆様に向けて、日々報じられる各種動向が、自社にどの様な意味を持つかを理解するために必要な基礎知識・ロジックを学ぶため、本勉強会を開催しました。

 

  • 世界が動いている背景である気候変動とその脅威について、安全保障の観点を踏まえ、国立環境研究所の亀山康子 社会システム領域長より分かり易く解説いただきました。
  • 気候科学、世論、政策、投資家の動き等、様々な動向の繋がりや、それらが企業にとって何を意味するかを理解するための基礎知識・ロジックを、 JCLP事務局長の松尾より分かり易く解説しました。
  • 上記を踏まえた国際的な最新動向についてご紹介しました。

 

 

【概要】
日時:7月15日(木)13:30 – 16:00
形式:オンライン(Zoom)
対象:JCLP正会員・賛助会員

 

 

【プログラム】
・13:30 – 14:30  安全保障から見た気候変動の脅威(質疑応答含む)
         亀山康子 氏 国立環境研究所 社会システム領域長

・14:30 – 15:30  気候変動と企業の関わり(質疑応答含む)
         松尾雄介 JCLP事務局長(IGES ディレクター)

・15:30 – 16:00  JCLPの基本的な考え方
         松尾雄介 JCLP事務局長(IGES ディレクター)

亀山 康子(かめやま やすこ)

国立研究開発法人 国立環境研究所 社会システム領域長

研究課題:
持続可能社会実現のための政策と評価に関する研究 (統合研究プログラム)
グローバルを対象とした低炭素社会実現に向けたロードマップ開発手法とその実証的研究(低炭素プログラム)

研究概要:
気候変動に関する国際交渉および国際制度を国際関係論等の学問分野の観点から研究している

1990年 東京大学教養学部卒業
1990年 東京海上火災保険株式会社(当時)入社
1992年 環境庁国立環境研究所(当時)入所
1999-2000年 米国メリーランド州立大学に在外研究
2006-2011年 東京大学大学院新領域創成科学研究科 客員准教授 併任
2011-2015年 東京大学大学院新領域創成科学研究科 客員教授 併任
2016年 社会環境システム研究センター 副センター長
2020年 社会環境システム研究センター センター長

松尾 雄介(まつお ゆうすけ)

公益財団法⼈地球環境戦略研究機関(IGES) ビジネスタスクフォース ディレクター
JCLP事務局 エクゼクティブディレクター

株式会社三和銀⾏(現三菱東京UFJ 銀⾏)、ESG 投資顧問の株式会社グッドバンカーを経て2005 年より現職。
2005 年ルンド⼤学(スウェーデン)産業環境経済研究所修⼠課程修了(環境政策学修⼠)。
気候変動と企業の関わりについて⼀貫して研究活動を実施。⽇本の先進企業で形成され、脱素社会を⽬指す⽇本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)の事務局責任者を務める。
受賞歴:2010 年度 エネルギー・資源学会 第14 回茅奨励賞、環境省 第9 回、第11 回NGO/NPO・企業環境政策提⾔ 最優秀賞など多数。