RE100 ⽇本のエネルギー政策に対する提⾔書の公表
2024.6.25
「RE100 ⽇本のエネルギー政策に対する提⾔」の公表について
6月25日、JCLPが地域パートナーとして支援しているRE100(Renewable Electricity 100%)より、「RE100 ⽇本のエネルギー政策に対する提⾔」が公表されました。
◆背景・経緯
- RE100を掲げる日本企業は米国に次ぐ第2位の87社であるが、国内の再エネ電力が不足し、目標達成に向けて十分に調達できない。
- 2022年の再エネ調達率は25%と世界平均50%より大きく下回ります。
- 今年度策定が予定されている第7次エネルギー基本計画、及び国が決定する貢献(NDC)に向けた国の高い目標設定と具体的な対応策が必要です。
- 日本で業務を行うメンバー企業12社(国内企業9社、国外企業3社)によるワーキンググループが中心に、全メンバー企業の意見を反映し、RE100 のAdvisory Committeeの承認を得て作成されました。
- 公開声明には、61社のメンバー企業が公開声明へのロゴ掲載に賛同し、再エネ調達への強い意志を表明しました。
※ワーキンググループには、JCLPより下記の企業が参加致しました。
イオン、富士フイルムホールディングス、富士通、Google、IKEA、花王、KDDI、LINEヤフー
◆提言概要
国際的リーダーシップを示すため、日本政府に対して再エネの発電容量を2035年までに3倍に増やす高い目標設定と下記、具体的な施策を求めます。
- 再エネ電力の費用対効果を高めるため、電力価格の透明化と公正化を推進する。
- 再エネ産業を成長させ国内供給を増大させるため、再エネ発電容量を遅くとも2035年までに3倍にする目標を設定する(2022年121W→2035年363GW)
- フィジカルおよびバーチャル・コーポレートPPA(電力購入契約)の締結を促すため、発電事業者と需要家の間の障壁を取り除き、契約のプロセスを簡略化する。
- 送配電網の増強と運用改善を最優先で行い、新規再エネ事業が系統接続に必要な時間を短縮するとともに、出力制御を回避し再エネ電力を最大限に活用する。
- 2025年から2030年にかけて、再エネおよびその関連技術に17.9~18.1兆円程度の官民投資を実施する。
- 非化石証書の発行、追跡、認証に関するシステムを簡素化し、より国際基準に整合したものにする。
提言の詳細はこちら(日本語版、英語版)
公開声明はこちら(日本語版、英語版)
RE100ウェブサイトの掲載ページは下記をご参照ください。
・RE100 calls on the Japanese government to urgently grow renewables capacity
・Japan policy recommendations