1.5℃目標実現に向けた国会議員との意見交換会を開催しました。
2023.3.15
JCLP主催 「気候危機に取り組む国会議員と企業の交流会」開催報告
日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)は、「1.5℃目標実現に向けた政策および実践のための意見交換」を目的に、「気候危機に取り組む国会議員と企業の交流会」(交流会)を開催しました*。
*1月31日に第1回(国会議員30名参加)、3月14日に第2回(国会議員43名参加)を開催。
以下は、第2回交流会に関する内容です。
第2回交流会終了後、国会議員およびJCLP特別顧問・共同代表の集合写真
【開催概要】
日時: 3月14日(火) 16:00〜17:30
会場: 赤坂インターシティコンファレンス the AIR
参加者: JCLP会員企業等、国会議員、メディア


【アジェンダ】
- 開会挨拶:大島 理森 JCLP特別顧問
- 来賓挨拶:環境大臣 西村 明宏 様
- プレゼンテーション「気候変動と健康リスク」
岩﨑 真人 JCLP共同代表 武田薬品工業株式会社 代表取締役 日本管掌
- プレゼンテーション「製薬企業の脱炭素への取り組み」
堀井 貴史 JCLP正会員 アストラゼネカ株式会社 代表取締役社長
- 来賓議員ご紹介
- 中締め:三宅 香 JCLP共同代表 三井住友信託銀行 ESGソリューション企画推進部 主管
- ネットワーキング



第2回交流会に参加した国会議員の声(一部紹介)
- 気候変動の激甚化に伴い、適応策の強化も必要。国内熱中症死亡者増加傾向にもあり、気候変動と健康リスクについては、喫緊の課題と見ている。
- 自らの命に直接かかわりが出てくるという点で「気候変動を止めないといけない」という国民の機運と認知を高める上でも、気候変動と健康リスクを考えるのは説得力がある。このテーマについて今後、国会・経済界でも協力して進めていきたい。
- 脱炭素はダーウィンの進化論。自らを変えるものが生き延びる。新しい次元に到達するためには、産官学民すべてが一体となり、脱炭素に本気で取り組まなければならない。
- 企業(産業界)が率先してRE100・EV100等の取り組んでいることを心強く感じた。
- 武田薬品工業・アストラゼネカの話は、「気候変動が自分たちの問題」という切り口で再認識させることができるという点で非常に重要であったと感じる。