【公開ウェビナー】 国連 非国家アクターによるネットゼロ宣言の信頼性と説明責任に関するハイレベル専門家グループ パブコメに向けた説明会 を開催しました。
昨今、企業・投資家、自治体といった非国家アクターが、2050年ネットゼロ排出達成を宣言する動きが加速度的に進んでいます。
しかし宣言の内容にはバラつきがあり、信頼性がある宣言が何かという判断軸は必ずしも明確にはなっていません。
この状況を鑑み、アントニオ・グテーレス国連事務総長は、今年3月「国連 非国家アクターによるネットゼロ宣言の信頼性と説明責任に関するハイレベル専門家グループ(UN High-Level Expert Group on the Net-Zero Emissions Commitments of Non-State Entities)」を発足しました。
本専門家グループはCOP27に向けて提言をとりまとめる計画です。
本ウェビナーでは、グループの構成メンバーの方々より、グループにおける議論の進捗・要点、今後の活動の見通し、パブリックコメント(public consultation)への意見提出方法をご共有いただきました。
● 当日の資料は下記リンクより、ご確認いただけます。
・オリジナル(ヘア氏及びカー氏の発表部分については英語表記)
● パブリックコメントは下記リンクより、ご確認ください。
https://www.un.org/en/climatechange/contact-high-level-expert-group
※個人・団体、どちらの名義でもご提出いただけます。
※国連公用語(英・仏・西・中・露・阿)でご記入ください。
【開催概要】
日 時: 2022年8月19日(金)16:00~17:15
形 式: オンライン(Zoom)
対 象: 一般(JCLP会員・非会員問わず。公開)
主 催: 日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)
協 力: 国連 非国家アクターによるネットゼロ宣言の信頼性と説明責任に関するハイレベル専門家グループ
【登壇者】
ロッド・カー氏 ニュージーランド気候変動委員会 議長
ビル・ヘア氏 クライメート・アナリティクス 共同創設者・CEO
三宅 香氏 日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)共同代表
【プログラム】
● ハイレベル専門家グループの設立背景とワークプランのご紹介
(三宅 香氏 JCLP共同代表)
● 主要論点①「『ネットゼロ』の定義・基準」及び②「ネットゼロ宣言の信用性の評価軸」に関する議論の状況
(ビル・ヘア氏 クライメート・アナリティクス 共同創設者・CEO)
● 主要論点③「ネットゼロ宣言内容の点検と透明性担保」及び④「規制導入」に関する議論の状況
(ロッド・カー氏 ニュージーランド気候変動委員会 議長)
● 質疑応答
なお、本専門家グループに関するご質問は、下記メールアドレス宛にお問い合わせをお願いいたします。
JCLP事務局ではご回答致しかねますので、ご了承ください。