【JCLP会員ウェビナー】鉄鋼の脱炭素化を目指す『SteelZero』ウェビナーを開催しました。

2022.7.29

SteelZero Webinar

ネット・ゼロ・スチールを巡るグローバル動向と先進事例

~いま求められる需要シグナル~

 

鉄鋼業は、世界全体のCO2排出量の約11%、日本でも産業部門の排出量の約40%を占めており、1.5℃目標実現に向けて脱炭素化は急務です。

 

日本では目途が立ち難い状況ですが、先般、国際的イニシアチブ<SteelZero*>が発足する等、メーカー/投資家/政府に対する需要シグナルの発信によって、世界では既にネット・ゼロ・スチールへと移行する動きが加速しています。

 

海外の専門家やSteelZero加盟企業をお招きし、「なぜ鉄鋼の脱炭素化が必要なのか」「世界で今なにが起こっているのか」「日本の需要家企業にできることはなにか」等について、ご紹介いただくウェビナーを開催いたしました。

 

【開催概要】

  日 時:2022年7月29日(金)16:30~18:10

  形 式:オンライン(Zoom)

  対 象:JCLP正会員、賛助会員

  共 催:日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)、クライメイト・グループ

 

【登壇者】

ラファル・ミリノフスキー氏:エネルギー移行委員会

エミリー・ヒクソン氏:クライメート・カタリスト

ジェン・カーソン氏:クライメート・グループ

マイケル E. ロング氏:レンドリース社(オーストラリアを本拠とする建設・不動産の世界的企業。世界中で大規模な都市再生プロジェクトや、日本でも汐留シティセンター等を手掛ける。)

ロブ・マクヒュー氏:スカンスカUK 社(スウェーデンを本拠とする建設・不動産の世界的企業。国連本部改修、世界貿易センター跡地開発、メットライフスタジアム等を手掛ける。)

 

【プログラム】

 ● オープニング:日本における鉄鋼の脱炭素化 / JCLP事務局

 ● 1.5°C実現に求められるネット・ゼロ・スチールへの転換 / ラファル・ミリノフスキー氏

 ● グローバル最新動向とSteelZero / エミリー・ヒクソン氏、ジェン・カーソン氏

 ● 事例紹介①:建設における脱炭素とレンドリース  / マイケル E. ロング氏

 ● 事例紹介②:スカンスカの取組紹介 / ロブ・マクヒュー氏

 


 

*SteelZeroとは:

 ✓鉄鋼の脱炭素化への移行を加速するための国際的イニシアチブ
 ✓世界中の幅広い業界(建設・不動産、エネルギー、自動車など)から20社以上の鉄鋼需要家企業が加盟
 ✓クライメート・グループとResponsibleSteel(鉄鋼業の持続可能な社会への貢献を促すNPO)が運営